町田市

東京都町田市は、東京都の南部にある多摩地域の市です。東京都では八王子市・多摩市、神奈川県では川崎市・横浜市・相模原市・大和市の6市と隣接し、神奈川県との県境に位置します。 そもそも町田市のルーツは明治時代にまでさかのぼります。1889年、当時存在していた本町田村・森野村・南大谷村が合併し「町田村」が誕生。この時はまだ神奈川県に属しており、1893年になってから東京都に属するようになりました。そして、第二次世界大戦後に南村・鶴川村・忠生村・堺村と町田村が合併し、町田市が誕生します。 「町田」という名前は、1889年に誕生した「町田村」が最初でした。「町田」という名前の由来は諸説あり、大きく3つに分かれます。 まず、区画された田んぼから「町田」という名前になった説。昔「町」には「田んぼの区画」という意味がありました。当時、町田市周辺では田んぼの整備が進み、区分けが進んでいたことから「町田」という名前になったと言われています。 もうひとつは、神様をまつる田んぼから「町田」となった説。当時、村の神様を祀るのに使われる田んぼを「祭り田（まつりだ）」と呼んでいました。町田周辺は田んぼが多かったことから、この「祭り田」が使われていき、それがなまって「町田」になったと言われています。