荒川区

東京都荒川区は、東京23区内のやや北東に位置し、文京区、台東区、墨田区、北区、足立区の5区と隣接します。そもそも荒川区は1932年に誕生しました。当時の南千住町、日暮里町、三河島町、屋久町が合併し、そこで初めて「荒川区」という名前が誕生しました。 「荒川」という名前は、現在の「荒川」から来ているわけではありません。それどころか荒川区には荒川は流れていません。荒川区が誕生する前、いまの「荒川」とは違う川が、当時「荒川」と呼ばれていました。それが現在の隅田川。つまり、現在の「隅田川」から名前をとって、荒川区が誕生したわけです。 そんな荒川区でよく知られているのが「ニポカジ」こと日暮里繊維街。アパレル・服飾関連の小売や卸が密集しているエリアです。様々な生地の販売から、ステージ衣装、洋裁教室など、90もの店舗が軒を連ねます。最近では、外国人の観光や自分で衣装を作るコスプレイヤーなども増えているそうです。