東京都国立市は、東京都のほぼ中央に位置する多摩地域の市です。立川市・国分寺市・府中市・日野市の4市と隣接します。そもそも国立市の前身は「谷保村」という村でした。1889年に旧谷保村・青柳村・石田村飛地の3村が合併し谷保村が誕生します。その後1951年に「国立町」となりました。 「国立」という名前は、国分寺駅と立川駅の中間に新しい駅を作るところからできたと言われます。2つの駅から「国」と「立」を取って「国立」というわけです。そのため、「こくりつ」ではなく「くにたち」と読みます。 1965年になると富士見団地が完成。8千人規模の入居者がいたため人口が5万人を突破し、2年後の1967年に「国立市」となりました。 まだ国立市が国立町だったころ、1952年に東京で初めて文教地区に指定されます。この文教地区には特別な法律が適用され、教育上好ましくないとされる風俗店やパチンコ店の出店が規制されました。その結果国立市は、学園都市・住宅街としての性質を強めていきました。
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