奥多摩町

東京都奥多摩町は、多摩地域の北西部にあり、東京都青梅市・あきる野市・西多摩郡檜原村、埼玉県秩父市・飯能市、山梨県上野原市・北都留郡小菅村・丹波山村の5市3村と隣接します。埼玉県と山梨県に隣接する町です。 そもそも奥多摩町は、1955年、氷川町・古里村・小河内村の3村が合併し誕生します。もともとこの周辺は「奥多摩渓谷」と呼ばれており、そこから「奥多摩町」という地名になりました。合併の結果、東京都内でいちばん面積が広い自治体となり、東京都全体の10%を占めるまでの広さを占めます。 そんな奥多摩町ですが、小河内ダムによってせき止められたダム湖「奥多摩湖」、その下流に広がる住宅地、そして大部分が山林といった町です。実際、奥多摩市には13もの山があり、多くの方が登山を目的に奥多摩町に訪れます。 また、大部分が山林で占められているので町全体の標高が高く、山林に囲まれた内陸地のため、東京都内といっても他の都市とは明らかに気候が違います。夏は都心と比べて涼しくなりますが、冬の気温は氷点下を下回ることがほとんど。時には最高気温が氷点下を下回る真冬日になることもあり、東北地方よりも冷え込みが厳しいと言われています。