新島村

東京都新島村は、伊豆諸島の新島と式根島からなる村です。1954年に新島本村が若郷村を編入し、1992年に新島本村という名前から新島村となりました。 新島村は、東京からのアクセスが良く、夏は涼しく冬は暖かい過ごしやすい気候から、多くの観光客が訪れます。冬の新島村でぜひ行きたいのが温泉。新島と式根島に多数存在します。特に人気なのが「松が下雅湯」と「地鉈温泉」です。 松が下雅湯は海岸の近くにある硫化鉄泉。昼間は青い海と山々を臨みながら、夜はライトアップされた温泉と船の光を見ながら、昼と夜で二度楽しめる温泉です。 地鉈温泉は別名「内科の湯」と呼ばれており、神経症や冷え性に効果があると言われています。温泉は岩壁に囲まれており、雄大な自然を感じられるのが人気のポイントです。 そんな新島村は名産品も有名。どこかクセになる「くさや」、あわびや伊勢海老、新島の砂を原料に作られる新島ガラスなどたくさんあります。そして名産品の中でも、世界で2つのエリアでしか産出されないと言われる「抗火石」は世界的に有名です。軽量で優れた耐火性を持つ抗火石は世界中の建築素材に使われています。島内のあちこちにある「モヤイ像」は抗火石が活かせれ作られたものです。