瑞穂町

東京都瑞穂町は、多摩地方の北部にあり西多摩郡に属する町です。東京都武蔵村山市・青梅市・羽村市・福生市、埼玉県所沢市・入間市と隣接し、埼玉県との県境に位置します。 瑞穂町は1940年、箱根ヶ崎村・石畑村・殿ヶ谷村・長岡村が合併し誕生します。その後1958年に埼玉県入間郡元狭山村を編入し、現在の瑞穂町となりました。 「瑞穂」という地名は1940年のときに名付けられたものです。ただ、新しい地名がなかなか決まらず、当時の東京府知事である岡田周造に一任することになります。そして岡田氏は、古代に日本の美称として用いられていた「豊葦原千五百秋瑞穂国」（葦が豊かに生い茂り、永遠なる年月、稲穂がつやつやと豊かに実る国）から「瑞穂」という名前を採用しました。こうして「瑞穂町」が誕生したのです。 現在の瑞穂町は、全体的に住宅が開発され、南部には在日米軍横田基地があり、ところどころ畑や茶園が残る、そんな町になっています。最近では、2020年を目標に新庁舎を建設する計画が明らかになりました。