江戸川区

東京都江戸川区は東京23区の東部にあり、23区で最も東の自治体です。東京都葛飾区・江東区、千葉県浦安市・市川市・松戸市と隣接し、千葉県の県境に位置します。 江戸川区は、小松川町・葛西村・松江町・瑞江村・鹿本村・篠崎村・小岩町が合併し1932年に誕生しました。区名に関しては名前の通り「江戸川」が由来します。ただ、江戸川沿いが区の境となっているため、ほとんど江戸川区に通っていません。もともと合併する松江村の名前を取って「松江区」が検討されていましたが、合併する他の町村が反対したため「江戸川区」となったと言われています。 そんな江戸川区で知られているのが、奇祭「雷の大般若」。江戸川区東葛西で毎年2月ごろに行われるこのお祭りは、女装した男性たちが住宅街を走り回り、無病息災を願うものです。コレラが蔓延した江戸時代末期が祭りのはじまりと言われており、一時休止していたものの約45年前に復活。区指定無形民俗文化財にも指定されています。