フランスのファッションブランド、Diorは、2018 SSコレクションのポップアップストアを3月7日より伊勢丹新宿よりオープンする。2018SSコレクションは、アーティスティックディレクターのマリア・グラツィア・キウリ氏によるもの。ランウェイでも脚光を浴びたブックトートは、伊勢丹新宿店先行販売。要チェックだ。
ランウェイで脚光を浴びたトートバッグを先行販売!60'sテイストが薫る<ディオール>2018春夏コレクション https://t.co/Asu0PuxxiR
<DIOR>SPRING SUMMER 2018 COLLECTION
2018.3.7 wed – 3.13 tue#伊勢丹新宿店 本館1階=ザ・ステージ pic.twitter.com/hAusQTljrD— ISETANPARKnet 伊勢丹新宿店 (@isetanparknet) 2018年3月6日
出展:ISETANPARKnet 伊勢丹新宿店 @isetanparknet
会場はショーを感じられる雰囲気で、鏡のモザイクをイメージした華やかな装飾で彩られる。
アパレル業界のポップアップストア事情
今回紹介したDiorに限らず、アパレルブランドのポップアップストアは現在、ポップアップストアの中でも最も主流な方法である。その理由はプロダクトライフサイクルの短さ。一般的なアパレルブランドは、季節ごとに新商品を投入し、新商品を投入するたびに「セール」や「展示会」などお披露目の場を作る。
世界的な有名ブランドではファッションショー。それ以外のアパレルブランドではセールや展示会を行うのが一般的であった。近年「ポップアップストア」や「ポップアップショップ」が一般的になるにつれ、従来アパレル業界で行っていたセールや展示会の代わりにポップアップストアを出店する事例が多くなっているのだ。また、バズのフックとして、アーティストとコラボするケースも増えてきている。
例えば、昨年、伊勢丹新宿で行われたロックバンド[Alexandros]とYOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモトによるコラボポップアップストアは記憶に新しい。[Alexandros]のファッションアイコンとしての特性を生かしたものだ。
アーティストとアパレルブランドのポップアップストアは基本的に新曲の解禁に合わせて行われるものが多い。もともとブランド自体に興味がなかった層もコラボを機に、流入を見込め、ポップアップストアのように、期間限定かつ低予算での出店はバズを作るためには非常に容易であるといえる。
【YY×[Alexandros] POP UP SHOP】 本日をもって終了となりました。たくさんのご来場ありがとうございました。 なお、伊勢丹オンラインショップにて商品や数に限りはありますがご購入いただけます。
https://t.co/LuTQmH3JM3 pic.twitter.com/pM8KdvE5su— [Alexandros] (@alexandroscrew) 2017年9月26日
出典:[Alexandros]@alexandroscrew
また「販路の拡大」という意味でも、ポップアップストアは良いソリューションとなっている。従来なら他店舗展開できなかったような個人経営のセレクトショップや新生のファッションブランドが、家賃リスクを抑えてポップアップストアを出店する傾向がある。
ポップアップストア情報
店舗名
<DIOR>SPRING SUMMER 2018 COLLECTION
開催期間
2018年3月7日(水) ~3月13日(火) 営業時間:11:00~20:00
出店場所
伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージ